【実録】信じられない同業者(行政書士)の話
昨日、更新の許可申請をしに県庁へ行って来ました。
お客さんは沼田市にある会社さんで、今回、初めて僕に依頼をして頂きました。
先月、お客さんからホームページを見て電話を頂いたのですが、更新の依頼だったので意外に思いました。
というのも、僕のホームページを見て問い合せをしてくれる方は、新規申請がほとんどだからです。
お客さんも、ずっと同じ行政書士の先生にお願いすることが多いので、滅多に新しい行政書士事務所を探しません。
仕事をしない(したがらない)行政書士
それから、そのお客さんの所へ行って、社長に何で今までの行政書士にお願いしないのか聞いてみました。
すると、驚くべき答えが返ってきたのです。
その社長は、許可の期限が近付いてきたので、行政書士に電話したところ
「今回は自分でやってください」
と行政書士に断られてしまったのだそうです。
そして、群馬県が発行している『建設業許可申請のしおり』(全161ページ)が会社に郵送されてきたというのです。
ちなみに、建設業許可申請のしおりは群馬県のホームページからダウンロードすることもできます。
https://www.pref.gunma.jp/contents/100104560.pdf
社長は、しおりを見て
「ウチじゃできない・・・」
と思うのと同時に、行政書士の対応にがっかりしてしまったそうです。
これまでも、期限ギリギリで更新していたりと行政書士の対応に冷や冷やしていたとのことで、しっかりと対応してくれる行政書士を探したところ、僕のホームページに辿りついた、とのことでした。
その社長以外にも、僕のお客さんでこんな話がありました。
新規で建設業許可を取りたいと思って、会社を作ってくれた司法書士の先生(行政書士との兼業)に依頼をしに行ったら、大量の申請書をバサッと渡されて
「この書類を書いて持って来てください」
と言われてしまったそうです。
それができないから依頼しようと思ったのに・・・と、そのお客さんも唖然としたといいます。
実は、こういった話は珍しくないのです。
特に行政書士は取り扱える仕事の範囲が広いのと、他の資格(司法書士や社会保険労務士など)との兼業者が多く、建設業許可のことは分からない、専門ではないという先生が群馬県内にも相当数いらっしゃいます。
なので、近所にある行政書士事務所にお願いすれば、迅速かつ丁寧に許可を取ってくれるかというと、そうでないことがあります。
ですから、あなたも建設業許可を取りたいと思ったら、必ず建設業許可専門の行政書士を探してください。