建設業許可を取るにはどれくらい時間がかかるの?【群馬県版】
これを読んでいるあなたは、建設業許可をスグに取りたい!と思っていませんか?
建設業許可を早く取りたい!という方はすごく多いです。
僕に相談されるお客さん達は、急ぎで取りたいという方ばかりでした。
それもそのはず。
許可を取りたいと思ったキッカケが、大きな工事を受注できる見込みがある場合や、元請さんから許可を取るように言われたなど緊急性の高い場合がほとんどだからです。
ですから、僕は常に『可能な限り最速で許可を取る』ことを意識して仕事をしています。
群馬県の審査期間は30日以内
群馬県の場合は申請書を県庁の窓口に提出して、その後特に問題がなければ30日以内に許可証が出ます。
この「特に問題がなければ」という部分がミソで、提出書類にミスがあったり、確認資料が一部足りないという場合は、仮に申請を受け付けてもらっても(足りない書類やミスが多い場合は受け付けてもらえません)、書類が完ぺきな状態になってから審査が始まります。
なので、問題なく一発OKならそこから30日以内に許可証が出ますが、追加の書類提出にモタモタしていると許可証が出る日はどんどん遅くなります。
手引きに載っていない書類を確認資料として提出するように言われる場合もあり、行政書士ではない一般の方が一発OKで新規の申請を受け付けてもらうのはまず無理だと思います。
申請を通すために3回も県庁に通った過去
僕も、今では建設業許可申請のプロとして毎月申請をしているので、毎回1発OKで受理されます。たまに追加書類等を求められる場合もありますが、ほとんど想定の範囲内なのですぐに対応できます。
ですが、初めて新規の申請をしたときは内容やコツが分からず、なかなか書類を受け取ってもらえなくて、3回も群馬県庁に通ってようやく受理してもらえました。職員も厳しいので窓口でビクビクしながらなんとかやりきったという感じでした。
行政書士でさえ初めての時はこうなので、一般の方ならもっと通わないとダメだったろうなとその時思いました。
そして、それから何回も申請を繰り返しているうちに、申請のコツがわかってきました。
それは
どんな書類をどう出せば、窓口の職員は気持ちよく受け取ってくれるか??
ということを意識して申請書を作ることでした。
これを理解していると、申請はスムーズに通ります。なので早く許可証がもらえます。
逆にこれが理解できていないと、いつまで経っても書類を受け取ってもらえません。
相手はお役所で働く役人です。
許可を出すかどうかは書類でしか判断できません。
なので、書類が全てなのです。
出された書類がいい加減なものや情報不足のものなら、相手は受け取りたいと思ってくれません。
このポイントを理解しているかが、同じ行政書士でもノウハウを持っている行政書士とそうでない行政書士の違いだと思います。