建設業許可申請の実務
建設業許可の重要な要件の一つに、財産要件があります。 これは、『預金の残高が500万円以上ある』という残高証明書を提出することでクリアできます。(直近の決算書で貸借対照表の純資産の部が500万円以上でもOK) この残高証明書ですが、一つの金融…
昨年、建設業許可を取った個人事業主のお客様が法人成り(会社設立)をしました。 法人成りすると、個人で取得した建設業許可は廃業し、法人として新規で建設業許可を取り直さないといけません。(令和2年10月1日建設業法改正により個人から法人への許可…
最近、電気工事業で建設業許可を取りたいという依頼を受けることが多くなりました。 建設業許可を取りたいという方は急ぎの場合が多いのですが、電気工事の場合は、まず、『電気工事業登録』をしていないと、建設業許可を取ることができません。 ちゃんと登…
休眠していた会社を再開させて建設業許可を取りたいという相談を受けることがたまにあります。その場合の注意点について書いていきたいと思います。 ポイント1:休眠会社が群馬県に確定申告をしているかどうか 通常、休眠会社は、活動実績がないので売上も…
今週は少し珍しい案件をお手伝いしました。 前に私が許可申請をした会社のオーナー社長が、M&Aである会社に株式を売却したのです。 新しく、買い手の会社から役員が2名入り、代表者も代わりました。 こういった場合、建設業許可業者はどんな手続が必要にな…
決算変更届の提出は許可業者の義務 建設業許可を持つ業者さんは、決算終了後4ヶ月以内に「変更届出書」(役員等の変更届と区別して決算変更届と言われてます)を群馬県庁に提出する義務があります。 たとえば、3月が決算の会社であれば、7月末日が提出期…
今日は、前橋の業者さんの新規申請で群馬県庁へ行ってきました。 申請書自体は無事に受理されましたが、残高証明書で取り直しを依頼されてしまいました・・・。残高証明書で補正指導を受けたのは初めてだったので書いておきたいと思います。 建設業許可を取…